心臓病のお話です。
最初は無症状ですが、徐々に悪化し、咳や呼吸困難、失神、ふらつき、体重減少などの症状がでてきます。
無症状の動物が急変することもありますし、様子を見ていて手遅れになることも多いです。状態が悪そうならば早めに病院に行かれることをお勧めします。
では、家ではなにをみて判断したらいいでしょうか。
一つの提案ですが。以下のものが役に立ちます。
① 姿勢・・・お座りか、ふせの姿勢しかしない。できない。このとき一番呼吸が楽な姿勢をとっています。
(ア) ぎりぎりの緊急状態です。すぐに治療が必要と思われます。
(イ) できればこの前に発見したい・・・
② 呼吸数・・・「寝ているときの呼吸数」を測定します。
(ア) エコーやレントゲンの評価と一致します。
(イ) 感度がよい。肺水腫の初期や、心臓病の進行具合のモニターに使える。
(ウ) うまく利用すると、緊急状態になる前に発見できます。
(エ) 簡単、安価。
※詳しく知りたい方お気軽にお尋ねください。
※呼吸数の評価は非常に有効と思われますが、万能ではありませんので、これのみですべての評価ができるわけではありません。しかしながら、みなさんが家で実施できるという点で優れています。